特長
フリーフレーム工法は、合理的な金網型枠の特性と吹付工法の特徴を生かして、 切土のり面・自然斜面などに連続した枠を作る工法です。 斜面の安定をはかるとともに緑化工などを施工することによって、 自然環境との調和を大切にした工法として広く採用されている工法です。
施工後 |
施工後数年後 |
- 優れた柔軟性
- 解体作業不要
- 型枠材はすべてメッキ化
- スムーズな排出
- 地山と枠が一体化
- リサイクル
型枠はクリンプ金網を使用しており、変型自由で軽量なため、作業性良好です。
型枠は埋め殺しのため、解体作業が不要です。
型枠材はすべてメッキ化され、耐久性が向上します。
実績により適切な網目を選定しており、モルタルコンクリート吹付け時にリバウンドロスをスムーズに排出できます。
地山に直接モルタルまたはコンクリートを吹付けするため、地山と枠が一体となり、十分な強度が得られ、洗掘作用を受けません。
型枠として樹脂等を含んでいないため、容易にリサイクルできます。
用途と種類
- 用途
●道路・鉄道・構造物築造・宅地造成などの切取りのり面
●ダム湛水のり面・トンネル坑口のり面・大規模地すべり・災害復旧・急傾斜地などの保護工及び安定工が必要な斜面
- 種類
2種類。通常施工はFMタイプで、スターラップを使用する場合には複雑な鉄筋組み立て作業を確実にかつ能率よく施工できるFPタイプが適します。
●FMタイプ スターラップを施工しない場合に使用します。 |
●FPタイプ(鉄筋先組) スターラップを施工する場合に使用します。 |
施工手順
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1. FM縦型枠・鉄筋の架設 |
1. 鉄筋の架設・アンカーの設置 |
2. FM横型枠・鉄筋の架設 |
2. FP型枠の架設 |
3. アンカーの設置 |
3. FP型枠架設完了 |
4. モルタル吹付 |
4. モルタル吹付 |