台形フレームは、樹木の屈曲や損傷の要因となっていたのり枠(横枠)の角部分や、 日光・降雨・夜露が十分に当らない日陰部分を解消し、植物の成長に良好な環境をつくります。
特長
- 1.植生環境の改善
- 2.枠表面幅の減少による景観向上
- 3.のり表面の安定
枠内全面に日光や降雨が当たりやすくなり、また、樹木の屈曲や樹皮・枝などの損傷要因が低減できるため、植生環境に有効な育成基盤を確保・維持できます。
枠を台形状とすることで従来よりも枠の表面幅が小さくなり、圧迫感が緩和されるため、良好な景観が得られます。
のり枠の底面幅が広がるため、地山との接触面積が大きくなり、のり表面の侵食に対する抑制効果が向上します。
従来ののり枠 | 台形フレーム |
幹の屈曲 | 台形フレームの効果により、植物の順調な成長が期待できる |
主要諸元
呼称 | タイプ | 上部幅/下部幅 -高さ |
上部幅 (mm) |
下部幅 (mm) |
高さ (mm) |
断面積 (m2) |
枠スパン (mm) |
適用 |
FD300 | 台形300 | 200/400-H300 | 200 | 400 | 300 | 0.09 | 2,000×2,000 | F300 |
FD200 | 台形200 | 150/250-H200 | 150 | 250 | 200 | 0.04 | 1,500×1,200 | F200 |
横枠台形300仕様例(台形フレーム断面・平面図)
縦枠:F300 |
横枠:FD300 |
平面図 |